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喪主の役割

葬儀を行う上で、必ず必要になって来るのが喪主の存在です。喪主は葬儀の責任者として、色々な事を決めたり、来て下さった参列者に対しての対応もしなくてはなりません。しかし喪主は、故人と一番近い存在で暮らしてきたことから、故人が亡くなったことで一番深い悲しみを持っているのではないでしょうか。
私が喪主を務めた時は、母の葬儀の時でした。生前、私たち親子はとても仲が良くなんでも相談しあえる仲でした。幼い時に父を亡くし、親子で力を合わせ頑張って暮らしていましたから母が亡くなり悲しみというより絶望といった方がいいほどの感情でした。
しかし、母を見送るために葬儀を行わなければならず、悲しんでいる場合じゃなかったのです。喪主がやるべきことはたくさんありました。まずは、親戚やお世話になった知り合いなどに母が亡くなった事を知らせなければなりません。若い人であればメールでお知らせすることもできたのですが、親戚は高齢の方が多く、一件一件電話での報告となりました。また、葬儀を行うための祭壇やいただいたお花の順番を決めたり、香典返しや会葬御礼などの品物を選んだり、通夜振る舞いの食事の発注をしたり。座る暇がないほど忙しく、葬儀を行っている最中は悲しむ暇もありませんでした。やっと落ち着いて母が亡くなったことを実感できたのは、葬儀が終わってからしばらく経っての事でした。
喪主になるという事は、とても大変なことなんだと改めて実感しました。